まちづくり伝道師田村明との出会い・姫路からの報告

大雪の夜であった……これで本当に講演会ができるのだろうか、だれもそう思った。しかし、遠路はるばる講師はすでに横浜に到着している。天候にかかわらず、記録をとり公開することが当NPO法人の使命である。急遽、会場に無理をいって繰り上げて、聴衆3名で講演会を開催した。徐々に聴衆も増え、講演会の後は近くの中華レストランで夜8時まで交流できた。それにしても、久しぶりの本格的な雪であった。当日、参加できなかった方々は後日記録をご覧ください。

さて、姫路市に長年勤務した三木基弘氏は、市に就職するに際して「地方自治のあり方」におおきな関心をもち、それを共に語り実践できる仲間づくりをしてきた。20名ほどの仲間たちで、全国の事例を学びながら姫路のまちづくりを考えてきた。このような三木氏にとって、田村明さんとの出会いは必然的なものであったといえる。

田村さんとの知己を得てから、田村さんを囲み仲間たちと酒を飲み語り明かした。仲間には田村さんの要請で自治体関係の本に論文を寄稿した者、市の助役になり頑張った者もいる。自分のみが突出するのでなく、仲間の誰かがやってくれる、という期待感で活動してきた。このような三木氏に田村さんは心を許したようで、姫路を訪れる時の田村さんの表情は何時もくつろいでいる。

また、田村さんの本が出版され、田村さんが姫路を訪れた時にはマチ中の書店から本を買い求め、田村さんにサインをしてもらい、無償で後輩たちに配ったという……熱血漢です。

当日の三木氏の講演メモです。
NPO田村明研究会・三木基弘氏講演会.pdf
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