久しぶりの対面形式の研究会 Open meeting in person after a long period of interruption because of Covid 19

公開研究会(20211026日開催)

20211026日(火)午後6時より730

なか区民活動センター研修室2

 

話題提供者:田口俊夫(NPO副理事長)「横浜市都心部における高速道路地下化事案にみる自治体企画調整室の役割(その2)」

 

参加者:4名(講師を含む)

 

 

20211026日火曜日夕刻から、久しぶりに対面形式の公開研究会を開催した。テーマは田口が何年も研究しているもので・・・田村明の最初の大仕事である横浜都心部における高速道路地下化事案(1968/1969年)の経緯調べである。今回、当時の経緯に係る詳細な内部メモを市史資料室から入手して、やっと全体像が分かりそうな気がしている。でも、書き進めていると、それでも分からない部分が出てくる。実に、歴史的検証作業は難しいものである。日本建築学会の論文集にも当該研究の第二弾を提出したが、「新たな知見」は何かを盛んに聞かれる。こんな状態にもかかわらず、当日の公開研究会を対面形式で開催した。有難いことに、3名の聞き役が来てくれた。でも、当日、この詳細な内部メモの作者が、その筆跡を知る参加者の指摘で分かったことは大きな収穫であった。やはり、対面形式はいいものである、と感じた。